NPO法人元気・まちネットでは、「志田周子(ちかこ)の生涯を銀幕に甦らせる会」から協力を求められ、彼女のホームページの作成や東京からの情報発信など、微力ながら映画化に向けた取り組みを応援させて頂いています。
少し時間が経ってしまいましたが、最終回は、2月の冬ロケの最後に行なわれたクランクアップ会見の模様をお伝えします。
≪クランクアップ会見≫
2月8日(日)18:30〜@料亭:玉貴(西川町)
左から、永江二朗監督、周子の助手幸子役の上野優華さん、周子役の平山あやさん、脚本家のあべ美佳さん
<司会:まずは皆様から一言ずつご挨拶を・・・>
- 平山あやさん:昨年秋からの撮影があり、少し時間をおいて今回の冬の撮影でした。一所懸命演じたので、たくさんの皆さんに観て欲しいと思います。
- 上野優華さん:自分にとっては、初めての山形でした。地元の方の優しさに、たくさん触れることができました。多くの人に観て欲しいです。
- あべ美佳さん:この映画制作に携わって、4年・5年でしょうか。今はもう力が抜けてしまって・・・。クランクアップしたばかりで、うまく言葉になりませんが、本当に本当に、ありがとうございました。
- 永江二朗監督:性も根も尽き果てて、頭が真っ白です。監督をさせてもらったことに感謝するのみです。
<司会:本日無事クランクアップとなりましたが、感想を・・・>
- 平山あやさん:スタッフの方をはじめ、一人ひとり、みんなで力を合わせて作るのは大変だと思います。無事終わってホッとしています。皆さんに感謝したい気持ちでいっぱいです。
- 上野優華さん:ロケにはトータルで5日間ぐらいでしたが、何よりも地元の方たちの優しさに触れられて嬉しかったです。現場ではみなさんとハイタッチしたりして、嬉しかったです。公開が楽しみです。
- あべ美佳さん:やっとここまで来て、終わってホッとしています。でも、映画は作って終わりではなく、ここからがスタートだと思っています。これからも応援よろしくお願いします。
- 永江二朗監督:全身全霊を捧げました。自分の人生にとっても、この作品と出会えたことは大きな分岐点だと思って大変感謝しています。今はただただ感極まっている状態です。
<記者:撮る前と撮ってからの周子先生についての印象を教えて下さい。>
- 平山あやさん:撮る前は志田周子先生のことを知りませんでした。出演が決まってから調べてみたのですが、HPくらいしか情報がなくて・・・。それでも、自分なりの解釈で臨みました。撮影しながら志田先生への理解が深まっていったように思いますし、まだまだこの役を演じていたいです。エキストラの方や町の人たちからお話を聞いたり、周子先生に似てると言われたり・・・、もっともっと志田先生のことを知りたいと思いました。
<記者:この映画で伝えたいことは?>
- 平山あやさん:周子先生の強さ、家族やさち子(助手)、みんなの暖かさ、頑張ろうとか、山形っていい所だね、って。観て前向きになれる映画だと思います。
- 永江二朗監督:説教くさい映画、小難しい映画にならないよう心掛けました。一人でも多くの人に観て貰える映画にしたので、たくさんの人に観て貰いたいです。
<記者:こだわりのシーンとかはありますか?>
- 平山あやさん:全部です。時間が無い中で監督もこだわっていて、みんながウンと言って決まる。そんな撮影でした。
- 上野優華さん:助手の幸子は人前に出ない控えめなキャラクターなんですが、彼女の優しさ、力強さを感じて欲しいです。
<記者:山形の印象はどうですか?>
- 平山あやさん:この撮影で初めて山形に来たのですが、今は山形に住みたいって思うくらいです。みんな優しくて、声を掛けてくれたり、これ食べたら?とか言ってくれて・・・。景色も、食べ物も、人も、みんな好きになりました。
- 上野優華さん:とにかく地元の人が優しかったです。私は徳島出身で今も住んでいるのですが、そのせいか地元の方の優しさが懐かしいと思いました。機会があれば是非また来たいと思います。
<司会:最後に平山さんから一言お願いします。>
- 平山あやさん:一つ一つのシーンを、一生懸命、力を込めて演じました。たくさんの方にこの映画を観ていただいて、前向きな気持ちになって頂きたいと思っています。
![ari30.gif](http://genki-machinet.sakura.ne.jp/sblo_files/sidachikakoblog/image/ari30.gif)
映画の公開が待ち遠しいですね。
みなさん、これからも応援よろしくお願いいたします!!