地域医療に一生を捧げた女医志田周子(ちかこ)を描く映画「いしゃ先生」
NPO法人元気・まちネットでは、「志田周子(ちかこ)の生涯を銀幕に甦らせる会」から協力を求められ、彼女のホームページの作成や東京からの情報発信など、微力ながら映画化に向けた取り組みを応援させて頂いています。
エキストラで参加された方々に感想を伺いました。
@氏名 | 柴田志げよさん(西川町睦合) |
A役柄 | 村人役(エキストラ) |
B応募の動機 | 地元オーディションです。 地元なので、よその人に任せたくなかったです。 大井沢の神社の裏のシーンと文翔館の撮影に参加しました。 |
C感想 | いい思い出になった。早く映画を観てみたい。 |
エキストラだけでなく、衣装づくりのボランティアにも参加されたという、柴田さん。地元なので、というだけに、この映画に寄せる想いが感じられました。
@氏名 | 長登恵子さん(西川町) |
A役柄 | |
B応募の動機 | 町の教育委員会に勤務していることから応募しました。 文翔館での表彰式にも参加しました。 |
C感想 | あの時代にタイムスリップ、当時の人間になりきりました。 みんなと一体感になれた。映画にかける想いは一緒。 |
最上三十三観音の17番目「長登」と同じ苗字という長登さん。エキストラで参加したことで、みんなと一体感を感じられたと素敵な笑顔で語ってくださいました。
土曜日の撮影は、早朝から暗くなるまで撮影が続き、最後にはエキストラの人が足りない!?という事態が発生。
「あ、そこにいるお二人!」 ということで、助監督さんから、なーんと、元気・まちネットの二人に白羽の矢が・・・
さっそく着替えて・・・って、この時点で結構いい感じが出ています。(笑)
お二人とも、まんざらでもなさそう。
続いて、メイクさんにお顔を少し汚して?もらいます。
ちょっとくすぐったそうですね。(笑)
下に着ているものが見えないように首に手ぬぐいを巻いて、
蓑などを着け、さらにそれらしくなってきました。
足元には毛皮を巻いてもらって・・・
仕上げに笠をかぶせてもらって・・・
てきぱきと細部にわたって衣装を身につけていきます。
じゃーん!出来上がり〜。
見事な出来栄えにビックリ!
周子先生の時代にタイムスリップしたみたいです。
風のおんつぁんと記念撮影させていただきました。
それではお二人から感想を・・・
@氏名 | 高橋茂さん(戸沢村) |
A役柄 | 村人役(そり引き) |
B応募の動機 | 助監督さんに無理やり・・・(笑) |
C感想 | “監督こだわりシーンを撮るため役者はじっと待つ“・・・助監督からソリを引っ張る役をやりませんかと声をかけられた時は最初冗談かと思いました。1時間ほどで撮影は終わるし、台詞もないからと引き受けたものの、撮影は日が落ちてから。松明が焚かれ幻想的な雰囲気のなかで撮影は終わったが、ガチガチの寒さに震えながらの体験は一生の宝になりました。長時間雪の中に立ちながらも、演技するプロの俳優さんがとても印象的でした。 |
@氏名 | 矢口正武さん(渋谷区) |
A役柄 | 村人役(そり引き) |
B応募の動機 | 助監督さんに無理やり・・・(笑) |
C感想 | 映画撮影の現場を見学するのも取材するのも生まれて初めての経験でした。 この映画をホームページを通じて何かしらの支えになればと町の後藤さんと約束してから早いもので3年が経ってました。その映画もいよいよクランクアップを迎えようとしています。 映画のハイライトとなる雪の中での撮影、監督さんの狙いは吹雪の中、患者さんを多くの村人が箱橇(はこぞり)で隣町まで運ぶというシーンでしたが、この日は快晴無風、何とも皮肉な天気となりましたが、スタッフが雪をかき集め、巨大な扇風機を使って“吹雪”を演出する、これも見応えがありました。こうして無事「いしゃ先生」の映画はクランクアップを迎えることが出来ました。 この日の撮影は朝7時から、夜7時まで何と12時間も費やしたということで、俳優陣もエキストラの皆さん、スタッフさんも大変な一日となりました。不肖私も、エキストラとして駆り出され、衣装を身にまとい、メークを施され、冬の寒さと格闘した2時間でした。公開が待ち遠しいですね。 |
そうして撮影されたのが、このシーン。映画ではどんな風に登場するのでしょうか・・・