地域医療に一生を捧げた女医志田周子(ちかこ)を描く映画「いしゃ先生」
NPO法人元気・まちネットでは、「志田周子(ちかこ)の生涯を銀幕に甦らせる会」から協力を求められ、彼女のホームページの作成や東京からの情報発信など、微力ながら映画化に向けた取り組みを応援させて頂いています。
これまで地元の皆さんの大きな支援を得て映画化は順調に推移、2月6日〜8日の冬ロケで無事クランクアップを迎えることが出来ました。
エキストラの皆さん、製作スタッフ、関係者の皆さん、本当にお疲れ様でした。
皆さんの声を拾い集め、映画「いしゃ先生」の賑やかしとして少しでも多くの人にお伝えできればと思います。
初回お届けするのは、映画の中でも重要な役割を果たす3人の方々。
@氏名 | 古川孝さん(南陽市) |
A役柄 | 松之助役(三馬鹿トリオ、周子先生をいじめる役だが最後は・・・) |
B応募の動機 | 山形オーディション。あべ美佳さんとはNHKラジオドラマでご一緒しました。 |
C感想、その他 | 素晴らしい映画だと思うし、出られて光栄。周子先生を知っている人は、主人公役の平山あやさんとそっくりだという人もいた。 |
役者歴15年という古川さん。
エキストラの皆さんとは、撮影現場で初対面でも、一日の撮影を通じて、その場で仲良くなっちゃうそうです。
今回は通算8日間撮影に参加。「ご縁を大切にしていると、こんなにもいいものにつながるんなんて、とても光栄です。」と仰っていました。
@氏名 | 佐久間としひこさん(鶴岡市) |
A役柄 | 梅吉役(三馬鹿トリオ、周子先生をいじめる役だが最後は・・・) |
B応募の動機 | 山形オーディション、あべ美佳さんとはNHKの番組でご一緒した。 |
C感想、その他 | セリフの狂言まわしを楽しんだ。主演の平山さんは役になりきっていた。もともと地元で劇団の演出も手掛ける。蝉しぐれにも参加した。この映画は面白い映画だと思う。 |
秋の撮影で1日(尾花沢)、冬の撮影で1日(大井沢)参加された佐久間さん。
出身地の庄内地方には、古くから身近に歌舞伎や能に親しむ土壌があるせいか演劇に対する地元の理解度が高いと思います、と仰っていました。
「テレビでは撮影後にみんなで映像をチェックするのですが、映画はこのあと編集や音入れがあって、完成するまで演じた僕たちも見れないんです。自分の演技がどのように撮影され、どのように編集されたか、出来上がりを見るのがとても楽しみです。」と、目を細めていらっしゃいました。
@氏名 | 白崎映美さん(酒田市) |
A役柄 | 竹子さん役(三馬鹿トリオ、周子先生をいじめる役だが最後は・・・) |
B応募の動機 | NHK番組「今夜はなまらないと」であべ美佳さんと一緒になり仲良しに。美佳さんは「なまらないと」メンバー全員、映画に出て欲しいと思っていた。上々颱風(シャンシャンタイフーンのボーカル担当) |
C感想、その他 | 自分の言葉でいじわる役を演じられるのが楽しかった。山形県全体の高まりを感じる。完成が楽しみです。山形の人は遠慮しがちでPR下手だと思う。 |
地元のエキストラの人たちが、当時の衣装を着て大井沢の自然の中にたたずんでいるだけで、「いいなぁ、あの時代に行ってみたいなぁ」と思ったという白崎さん。秋の稲刈りのシーンの撮影で1日、冬の撮影で1日(大井沢)参加されたそうです。
「今ほど便利ではないし、幸せかと言うとそうでもないかなぁって思うけど、ある意味人間らしいし、そんな人たちと一緒にいてニコニコしていると、なーんか嬉しかったです。」とお話してくださる笑顔が、とっても素敵でした。
元気・まちネットでは、これから4〜5回に分けて取材日記を掲載します。
更新は1週間〜10日に1度。お楽しみに!